海外旅行の圧倒的なタイパの鍵は”お土産選び”にあり!効率的な購入をするためのテクニックをご紹介

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海外旅行は楽しいものですが、お土産選びに悩むことはありませんか?

どんなものを買えば喜ばれるのか、どこで買えばいいのか、どれくらいの予算をかければいいのかなど、考えることはたくさんあります。

お土産選びに時間をかけすぎて、旅行の楽しみを損なってしまうのはもったいないですよね。

そこで、この記事では、海外旅行のお土産選びに無駄な時間をかけすぎないで済むためのおすすめテクニックを紹介します。

これらのテクニックを使えば、お土産選びがスムーズになり、旅行の思い出をより楽しむことができるようになるかもしれません。

海外旅行のお土産選びって難しい

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海外旅行のお土産選びって結構ストレスかかりますよね…。

筆者も結構最後の最後までお土産購入に時間を奪われ、最後は適当に多めに購入しては帰国後に要らないものが部屋に余る…みたいな経験をよくしてきました。

ではなぜ海外旅行のお土産選びって、なかなか悩むケースが多いのでしょうか?

その理由はおそらく以下の2つ…。
・お土産の相手の数や種類が国内旅行時よりも割と多くなりやすい
・お土産購入環境を整備された日本国内の状態ベースで想像しがち

まず、お土産は主に以下の2種類に分かれるかと思います。

1軍:家族やパートナー、子供などの大切な人向け
2軍:職場や友人などのばら撒き用

1軍の大切な人向けのお土産は、相手の好みや関係性に合わせて、個性的で特別なものを選びたいですよね。その為、実は結構時間を奪われやすいのがこのカテゴリのお土産選び。

一方、2軍のばら撒きようのお土産は、安くて量が多くて、持ち運びやすくて、誰でも喜ぶようなものを選びたいですよね。割とチョコとかナッツとか、”食べる”系のお土産がここに集中しやすい傾向にあります。
このカテゴリで悩ましいのは…、日本国内でのお土産選びのように試食ができないのと、日本語がパッケージに書かれていない為、一体どんな食べ物なのか…、小分けされているのか、何個入っているのか、などが瞬時に把握できない点にあります。

このように、お土産を選ぶ相手によって、求められる条件が異なり、それぞれのカテゴリにおいて時間の浪費が発生します。そして、時間の浪費が発生すると…焦って割と高いものを選定してしまったり、何でもかんでも購入してしまうことで不要なものまで買い揃えてしまう結果に至ります。

そんなこともあり、お土産選びには「渡す相手の数」「誰に何を渡すか」をある程度イメージしておく必要があります。

また、お土産選びに苦戦するもう一つの理由は、海外旅行先の文化や習慣に慣れていないことです。

海外旅行先では、日本とは違う商品やサービスがあります。

例えば、お土産を買う場所として、日本では百貨店や空港などが一般的ですが、海外ではスーパーや市場などがおすすめです。
場所によっては値切ることをも重要だったりします。

このように海外旅行先では、日本とは違う商品やサービスに向き合う場合が多く、旅行先の文化や習慣に翻弄されることによって大きな疲労感やストレスがかかる傾向にあるということです。

極端な話を言うと…日本国内で商品を選ぶ時ってだいぶ恵まれた環境にあるんだな…と痛感させられる次第です。(どっちが正解かはわかりませんが…)

お土産のカテゴリ

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前項でも軽く触れましたが、お土産選びの第一歩は、お土産の相手の数や種類を把握することです。

お土産は大きくは家族やパートナー、子供などの大切な人向け(1軍)と、職場や友人などのばら撒き用(2軍)で分かれるかと思います。

1軍の大切な人向けのお土産は、相手の好みや関係性に合わせて、個性的で特別なものを選ぶことが多いかと思います。
一方、2軍のばら撒きようのお土産は、安くて量が多くて、持ち運びやすくて、誰でも喜ぶようなものを選びます。

1軍の大切な人向けのお土産の例としては、以下のようなものがあります。

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  • パートナー:海外旅行先の雰囲気や思い出を伝えるもの。例えば、写真入りのマグカップやキーホルダー、ローカルのアクセサリーや香水など。
  • 子供:海外旅行先の文化や歴史に触れられそうなもの。例えば、絵本やパズル、ぬいぐるみやおもちゃなど。
  • 家族:海外旅行先の味や香りを楽しめるもの。例えば、お菓子やお茶、スパイスやハーブなど。

ばら撒きようのお土産の例としては、以下のようなものがあります。

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  • 職場:大体はお菓子の詰め合わせ系(海外旅行先の特色や名物を知れるもの)。その他の候補としては、マグネットやポストカード、キーホルダーやストラップなど割と簡易購入できるもの。
  • 友人:こちらも関係性の濃淡はあるものの、食べ物やお酒などが中心。または海外旅行先のおしゃれやトレンドを感じられるもの。例えば、コスメやアクセサリー、ステーショナリーや雑貨など。写真のようなエコバッグなんかも最近では候補に入ります。

海外旅行のお土産の金額や購入個数の平均はどのくらい?

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海外旅行のお土産選びをより効率的に進めていく上での第二歩は、お土産の金額や購入個数の平均を事前に理解しておくことです。

例えば、2023年10月の時点期のデータによると日本人のアウトバウンド、つまり海外へ旅行や出張に行かれた出国者数は約93万人とコロナ前と比較し、約半数の割合に回復してきているとのことです。(出展元:アウトバウンド 日本人海外旅行動向

もちろん、コロナ影響以外にも日々の物価高の理由もあって、海外旅行を控える方はまだまだいそうなので、猶更お土産にかかる期待値は過去より大きいかもしれません。

昨今では為替のレートや各国の物価状況の変化もあり、安易に国内旅行にかかるお土産の金額を軸に想像をしていると痛い目に合う場合があります。

尚、コロナ禍の影響もあってか直近のデータが中々見つけられなかったのですが、海外旅行をした人の買い物の平均額は約4.6万円とのことでした。
※2006年の調査データ_参考サイト:海外で日本人が買いたいものとは?・コラム – JTB総合研究所 (tourism.jp)

この4.6万のうち、自分の為に買い物する分を差し引くと約半分以下がお土産に使われている額と仮定するとともに、昨今の物価高の影響もあり、おそらく年々平均値は下がってきていると推測すると大体以下の内訳ぐらいが日本人が海外旅行でお土産にかける金額と言えるかもしれません。

〇旅行者の平均お土産購入金額 ⇒ 約2万円
 ∟大切な人向けのお土産 ⇒ 約1万円
 ∟ばら撒き用のお土産 ⇒ 約1万円

〇旅行者の平均お土産購入個数 ⇒ 約20個
 ∟大切な人向けのお土産 ⇒ 約5個
 ∟ばら撒きようのお土産 ⇒ 約15個

尚、旅行者のお土産購入場所は主に以下の場所が多くあげられるようです。
・空港
・現地のスーパーや百貨店
・ホテルの売店

個人的には結構地元のスーパーとかにフラッと立ち寄った時などがチャンスと捉えてアンテナ張ってたりします。

凡その傾向を頭に入れたうえで自分の旅行の予算や期間に合わせたお土産の金額・購入個数をイメージしておくことがまずもって重要となります。

タイパを高めるテクニック❶ 事前にお土産を渡す人をリストアップ

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さて、ここからが海外旅行で意外と時間を奪われるお土産選定にかかる時間を極力削減してタイパを高めるためのテクニックの紹介をします。

1つ目は「事前にお土産を渡す人をリストアップ」することです。

意外とやってるよ、って人も多いかと思いますが私が強く推奨するのはこのリストアップにあたって、【ヒト】と【モノ】と【金】を結び付けておくこととなります。

つまり、以下のようなリストの整理をするということ。

No.渡す人人数渡すものイメージ金額感金額感(ドル:150円で計算)
011ハーブティやコーヒー4,000円$27
02子供2現地の玩具や洋服6,000円$40
03職場メンバー20小分けされているお菓子3,000円$20
04友人 グループA6小分けされているお菓子2,000円$13
05友人 グループB4現地のお酒1,500円$10
06Cさん1タンブラーやマグカップ2,000円$13
07Dさん1現地の可愛いお土産品・小物計1,000円$7

といった感じです。

金額感はドルなど、旅行先の通過換算で書いておく方が現地での意思決定がはやくなったりします。

ポイントとしては、上記の表における各要素を凡その頭のイメージを持って行動しようとすると、確実に後回しにしてしまうので、メモ帳やスマホなどにあらかじめ書き出しておくことです。

その為、行きの飛行機の暇な時間に割とこのリストを作成することをおススメします。

尚、参考までに海外旅行でよく買われがちなお土産を以下に書いておきます。
イメージを固める際のご参考に…。

  • 食べ物系
    • チーズやハムなどの乳製品や肉製品
    • ワインやビールなどのお酒
    • コーヒーや紅茶などの飲み物
    • スパイスやハーブなどの調味料
  • 雑貨系
    • マグネットやキーホルダーなどの小物
    • マグカップやプレートなどの食器
    • バッグや財布などの革製品
    • パフュームや化粧品などの美容品
    • Tシャツや帽子などの衣類
  • 文化系
    • 絵画や彫刻などの芸術品
    • 本やCDなどのメディア
    • 人形や置物などの民芸品
    • アクセサリーやジュエリーなどの装飾品
    • ポストカードや切手などのコレクション


また、現地にどんなお土産があるのかがわからない場合でも、ある程度海外旅行のお土産の定番を当て込んでさえいれば十分。
金額感も抽出しているので、現地で素敵な商品に出会ったとしたら、予算の範囲で買うものを差し替えればいいという判断ができるようになります。

尚、筆者の場合、2回目の訪問先となる街に行く場合は、このリストに1~2列追加して、どこでそれを買うかや、いつその店に行くかも念のため計画しておくことが多いです。

これは2つ目のテクニックにも紐づく話だったりします。

タイパを高めるテクニック❷ お土産購入は最終日に持ち込まない

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2つ目のテクニックは、ルールメイクの話。

海外旅行に行くと普段日本国内では目にすることの無い商品を目にするなどもあり、割とお土産選定に時間を割かれますよね…。

結局、もらう側からすると何でもいい面はありますが…。
それでも、しっかり選定して買って帰りたいと思ってしまう謎の高揚感にかられる人も多いのではないでしょうか?

テクニック❶で紹介したリスト作成の話も大切なのですが、個人的に大切にしているのはお土産は最終日に買わない」というルールを実行するということ。

海外旅行は、日本の国内旅行と違い、観光者に優しい国や街とは限りません。
また、逆に空港やホテルなど、お土産が揃っているところで購入すると割高だったり、定番品の集まりだったりするので、結果として満足度を高める買い物にならないケースも多いです。

その為、最終日にお土産購入のイベントを溜め込むと、上記のような環境での購入が中心となったり、焦って適当な意思決定にかられるケースが出てきます。

きっと、最後にいいものが見つかるだろう…。
あとでこのお店に戻る時間があるだろう。

そういった国内旅行のような後でなんとかなる「だろう」を最初から捨てて行動することが求められます。

旅行や出張のスケジュールの中で訪れた場所や、飲食目的で入ったスーパーやレストラン周辺のお店などでサクサクっと購入していくことが海外旅行を快適に過ごす1つのポイントかもしれません。

初めて訪れた土地だと猶更、最終日の行動範囲に何があるかわからないまま、不安を抱えてスケジュールを熟すのももったいないですよね。

テクニック❶であらかじめ誰に何をどれくらいの予算で買うかを可視化しているので、フラッと別目的で訪れたお店に並んでいる商品を見るだけでも意思決定が促進されやすくなっているかと思います。

そこで、迷わず買う。そのためにはこの「最終日に持ち込まない」というルールメイクが絶必な要素です。

結構、日本と違って目に留まった商品がホテルや空港に必ずあるとも言い切れない点や、一度訪れた観光スポットに別日に出向いて購入するという勿体なさ、移動距離・時間の限界など制約が多いのが海外での旅行です。

折角高いお金を払って訪れた土地では「自分の為に楽しむ」ことに注力する。
その為に、お土産購入のイベントを大ごとにしない、後ろに持ち込まない、がポイントです。

まとめ

今回は海外旅行に行く上で時間を奪われやすく、且つある意味不安や焦り、ストレスを生み出す「お土産選び」に関する効率化を生み出すテクニックの紹介をさせていただきました。

テクニックと言っても…要は事前の準備とルールメイクの話に留まりますが、これだけでも十分快適な時間を過ごせるので、興味が湧いた方はぜひトライしてみていただけると幸いです。

海外旅行に行って、この人にこのお土産を買ってあげたいな…。

そんなことを考えると、現在自分が日々生活する上でどんな人たちに支えられたり、関わっていてもらえているのかを実感することがあります。

日常のありがたみに気づく上でも、いいきっかけになるかもしれません。

素敵な旅をしていきましょう!

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