今回は【旅に行こう】の海外編として、イギリスのサッカースタジアム巡りの魅力を紹介します。旅に出る大きなキッカケは「目的地」が定まる瞬間。今回は試合観戦に限らず、スタジアムに足を運ぶだけでも十分な思い出や満足感を得ることができるポイントを紹介していければと思います。
旅に出ようと思えるキッカケは「目的」を定めた時
旅行には手慣れた日常生活から脱却し、知らない世界、普段関わることのない人、食べたことない食べ物などに触れることで大きなハイライトの1つとして記憶や記録に残るような人生を彩ってくれるような効力がありますよね。
更に、日々の苦労や努力が報われたり、旅を実行するまでの期間の大きなモチベーションを手に入れる意味でも大きな役割を果たしてくれるもの。
仲間内や家族で出かけるような旅行は、ある意味「人」との約束でスタートするかもしれませんが、1人旅を含めて旅へ出ようと明確に計画が定まっていくのが「目的」を定めた瞬間にあるかと思います。
そしてこの「目的」は大きく分けで以下の4種類が主となるケースが多いかと思います。
・場所:この街、このイベント、このスポットに行こう
・食べ物:これを食べに行こう
・人:この人に会いに行こう
・シーン:こんな体験をしに行こう
具体を例に出すと、
・ずっと夢見ていた世界遺産アンコールワットを制覇したい
・本場のフレンチを食べてみたい
・なかなか会えない海外住まいの友人に会いにいく
・最高の景色を眺められる気球に乗りにいく
といった感じで、具体的な自分の叶えたい目的が明確化されたときに、人はより詳細な行動計画を定めるようになります。
ここから、旅の日程や予算感、仕事や家庭の調整、目的を軸に追加するその他の達成したいこと、を想像し、確認し、設定していく感じかと思います。
サッカーを「目的」に置く旅
そんな旅行の目的を設定する上での種類の1つとして、ヨーロッパの”サッカー”を軸に考えていく人も割と多いかと思います。
特にサッカーファンであればいつか観たいと思うのがヨーロッパの主要リーグの観戦。
イギリス(イングランド)をはじめ、スペインやドイツなどヨーロッパには世界的に有名なサッカークラブが存在しており、テレビの画面越しで見てきた試合の雰囲気を体感したい気持ちになる人はかなり多いかと思います。
有名どころを以下に記載してみます
※あまりサッカーに詳しくない人でも、以下のようなチームは割と日本でも耳にしたことがあるのではないかと思います。
国 | チーム名 |
---|---|
イギリス(イングランド) | マンチェスター・ユナイテッド マンチェスター・シティ アーセナル リバプール チェルシー トッテナム etc.. |
スペイン | バルセロナ レアル・マドリード アトレチコ・マドリード etc.. |
ドイツ | バイエルン・ミュンヘン ドルトムント レヴァークーゼン etc.. |
ただ一方で、ヨーロッパの主要チームの試合を観戦すること自体、世界的に需要が高くプレミア価値がついているのも事実。
その為、旅行代理店経由でも個人で直接取得するとしても、中々高額な価格となっているのが昨今の実情です。(そもそも高いうえに、近年の円安傾向によって更に日本人にとっては高額に感じる時期でもあります…)
また、主要チームは国内リーグに留まらず、ヨーロッパ全体で競うUEFAチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグなどにも並行して参加している関係から、そのシーズンの勝ち上がり具合によっては国内リーグの試合日程が急に変更したりすることも多々あり、試合観戦を目的に前もって旅行の計画を立てるのが結構なリスクだったりします。
それに合わせて、過密日程のヨーロッパのクラブチームの試合であることもあり、日本人プレイヤーや有名な選手といった個人の応援を目的に計画を組むと、自分がいった試合に出場するかわからないというプラスのリスクが発生することも頭に入れておかねばなりません。
試合当日まで、自分の目的が果たせるのかわからないまま、長時間かけてヨーロッパに行く為の準備をするのは中々心労的にもハードなものとなる場合があります。
その為、今回は試合観戦の為に高額なチケットを取得したり、達成できるか謎めいた旅行計画を立てず、サッカースタジアムに足を運ぶだけでも十分な思い出や満足感を得ることができるポイントやそのメリットを紹介していければと思います。
サッカースタジアムを「目的地」にセットする3つのメリット
前述のとおり、【旅に出よう】と思える瞬間の1つのススメとして、今回紹介したいのがイギリス(イングランド)に存在するサッカースタジアム巡り。
この旅の「目的地」をスタジアムに設定する行為。
「せっかくだから試合観戦もしたい」という気持ちも当然発生しますが…コスト的に無理があったり、スケジュール上リスクを冒しずらい人にとってはそれでもお薦めなメリットが幾つか存在します。
今回はイギリス編として、このスタジアム巡りを軸に旅行をする上でのメリットを3つ挙げておきます。
メリット❶:主要チームの所属先は大都市が多い
上記に挙げたような所謂ビッグクラブと呼ばれるようなヨーロッパのチームは、やはり各国の主要となる都市に拠点を構えていることが多いので旅に出る上ではその点も大きなポイント。
・交通インフラが整っている(海外の割には…)
・スタジアム以外にも観光や買い物スポットに立ち寄りやすい
・宿泊先が探しやすい
上記のような点は田舎町のクラブチームの拠点に赴くケースと比較すると圧倒的に効率が良いかと思います。
イギリス(イングランド)でいうと、日本代表の三笘選手が所属するブライトンFCなども近年では有名になってきていますが、こういった少しビッグクラブよりは劣る規模のチームをメインに置くと、ロンドンからもかなり移動時間がかかり、スタジアム巡り以外の時間を有効に使えないケースが想定されます。
その点、ロンドンを拠点とするアーセナルやチェルシー、トッテナムやマンチェスターユナイテッド、リバプールなどの大都市を拠点とするチームであれば日本からの直行便で近くまで行けたり、主要都市から鉄道がシンプルに繋がっていたりする点もかなり重要です。
また、都市からスタジアムに向かう際にロンドンを拠点としているクラブであれば地下鉄や鉄道で近くまで行けたり、多少離れている場所でもUberやタクシー、バスなどを活用して辿り着くことができます。1時間くらいかかるケースもありますが、歩きでもなんとかなったりするケースが多いです。
また、個人的にはやはり宿泊施設が整っている都市が近くにあるのは大事だなと思っていたりします。宿泊施設が揃っていないと自分好みで安全で清潔なホテルなどを見つけることが困難だからです。
宿泊施設が整っている街だと、食事をしたり、観光したりするスポットも沢山あるので動きやすあたりも大切なポイントです。
メリット❷:スタジアムツアーを活用できる
各クラブのスタジアムには大抵スタジアムツアーが用意されています。
要はスタジアムの中やクラブの歴史をガイドしてくれる短時間のツアープログラムです。
日にもよるのかもしれませんが、大体はその場に着いてから申し込みをすれば参加できます。
このスタジアムツアー、試合がない日だからこそ、普段では入ることが出いないロッカールームやスタジアムのピッチサイドに入れたりする点がこのスタジアムツアーを活用する最も有効なメリットと言えます。
そのクラブがずっと好きだった人にとっては、スタジアムそのものが”聖地”と言えるので高揚感が抑えられない状況を作れます。
仮に推しクラブでなくても、ヨーロッパのサッカーの歴史を培ってきたビッグクラブのスタジアムに入れることや、日本の先進的なスタジアム等とは異なり、古いモノ・新しいモノが混在している建物の味を噛みしめることができる点はかなりお薦めだったりします。
現にマンチェスターユナイテッドやリバプールのスタジアムなどはローカル感を漂わせつつ…それでも先進的な面も混じったかなり味があるスタジアムです。
またスタジアムツアーの別の楽しみ方として、現地のスタッフやツアーに参加している他国の人たちとのちょっとしたコミュニケーションを図れるという点もお伝えしておきます。
ツアースタッフはクラブの歴史や選手や監督などのトピックを混ぜてガイドしてくれるので、ただ街を観光するより、しっかり英語のシャワーを浴びることができます。
そして、さすが世界的なクラブチームということもあり、様々な国からのツアー参加者がいるので短い時間の中でも十分にコミュニケーションを図るチャンスが存在してます。
赤の他人よりも…推しが一緒、、、ってだけで少し話しやすいものだったりするのが面白いポイントです。
メリット❸:グッズストアが併設されている
スタジアムに赴くとグッズストアが併設されているケースが多く、そこでチームの様々なオフィシャルグッズを購入することができます。
今ではネットでもサッカーチームのユニホームや関連グッズを購入しやすい時代ではありますが、商品点数が大幅に違うのでネットでは売っていないもの、掘り出し物やセール品に出会える確率が高い面もお薦めポイントの1つです。
もちろんスタジアム以外にも街中のショッピングモールやお土産屋さん、空港などにもグッズ自体は売っていますが、商品点数の豊富さやクラブの歴史を感じることができるお店の演出感、プレミア商品の展示などが存在する意味ではやはりスタジアム併設のショップの方がテンションの上がり方が違います(何より…ショップで働いている人たちが楽しそう…)
掘り出し物という訳ではないですが、
サッカーの聖地であるウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)のショップでは甲子園の土ならぬ、「ウェンブリーの芝」が売っていたりしました。
旅の記念にこういうのがあるのはいいですよね。
他にも、レディース商品も豊富だったり、ペット向け(主に犬)のグッズなども沢山揃っています。
日用品や洋服でも推しクラブのロゴが入っているだけで、なぜかプレミア感があがってくるのが不思議ですよね。
ショーケースなどに普段目にすることの無いような時計や財布などの高級品があったり、クラブロゴの入ったスーツケースなどの大型商品を見つけたり…思わず財布の紐が緩んでしまうようなシーンが多々発生するのである意味注意です。笑
ネットではなくリアルな環境で自分の好きなチームの商品がずらりと並んでいる空間で時間を過ごすだけでもかなりの至福の瞬間。
実は試合がある日にグッズショップを訪れると、それはそれでファンで混雑していることもありのんびりショッピングを楽しめる状況ではありません。夕方以降のディズニーランドのお土産屋さんみたいな状態です。
そういった意味では、試合がない日にスタジアムツアーに参加して、クラブの歴史とグッズ選びにのんびり時間をかけることができるメリットは重要かもしれません。
番外編:試合日のスタジアム往訪のメリット
本記事の主旨とは少し異なりますが、番外編として敢えて「試合日にスタジアムに赴く」という点のメリットも参考までに書いておきます。
これはあくまでチケットを持っておらず「試合を観戦しない」ケースの話。
スタジアムの中には入れないですが、周辺でパブリックビューイング的なものが幾つか存在しているので、スタジアムの歓声を聞きながらビール片手に試合観戦をしている人が多々います。
また、スタジアム周辺のパブやレストランでも試合観戦をしているサポーターが沢山いますので、雰囲気を味わう意味でもチケット無しにスタジアムに向かうメリットがあったりします。
そういった意味では試合がない日の上記メリット❶❷❸とは異なる意味での味わいがありますのでこちらもお薦めです。
ただ、注意点として試合日は混んでいるので都市から離れているスタジアムの場合はUberやタクシーなどが捕まりにくいことや、スタジアムツアーが休みだったりグッズショップが大混雑している可能性が高いので、その点は織り込んで向かう必要があることだけお伝えしておきます。
イギリス内のお薦めスタジアム紹介
最後に筆者がお薦めするイギリス(イングランド)内の巡るべきスタジアムをポイントを添えて紹介しておきます。
筆者がスタジアムに向かった際に助けとなった外部のサイトなどもリンクを貼っておきますので、実際に検討してみようという方は参考にしてみてください。
ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)
ウェンブリー・スタジアムはロンドンのブレント区ウェンブリーにあるサッカー専用のスタジアムです。
1923年に建設されて以来、サッカー界において特別な位置を占めてきました。単なるスタジアムではなく、イギリスサッカーの象徴であり、世界中のサッカーファンの憧れの場所と言えるようなまさにサッカーの母国における”聖地”として認知されています。
このスタジアムが”聖地”と呼ばれ続ける理由の1つとして、以下のような歴史的なイベントやシーンが生まれてきました。
■聖地ウェンブリー・スタジアムで生まれた歴史的瞬間
・1948年開催のロンドンオリンピックのメインスタジアム
・1966年サッカー ワールドカップ決勝戦でイングランドが初優勝
・映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも描かれた1985年7月13日に行われた「ライヴ・エイド」という伝説のチャリティーコンサートを開催
・2012年のロンドンオリンピックの開会式と閉会式、陸上競技のメイン会場
その他、サッカーにおいて世界最古の大会であるイングランドのFAカップの決勝の地として、そしてイングランド代表の代表戦などでもよく活用されています。
また、アメリカンフットボールのNFLロンドンゲームの開催場所としても有名です。
過去にサッカー日本代表も1995年開催のアンブロ・カップでこの”聖地”にてイングランド代表と対戦しています。
尚、現在は1923年に建設された建物自体は2003年に解体され、その跡地に「新しいウェンブリー」として2007年に再建築されています。
新スタジアムは9万人収容の世界最大規模のスタジアムとなっており、旧ウェンブリーのシンボルでもあったツインタワーは無くなり、スタジアム上部のアーチがシンボルとなっています。
■ポイント
1時間前後ロンドンの中心街から移動時間を要しますが、それでもスタジアムツアーを体験しても半日程度の所要時間で十分楽しめる為、一度訪れてみることをお薦めします。
尚、最寄り駅「ウェンブリー・パーク駅」がかなり小さい駅なので試合日に訪れたり、試合観戦をしたりする場合はロンドン中心部に戻るまでにかなり時間を要する前提で予定を組むことをお薦めします。(ロンドンの観光スポットはこちら)
またロンドン中心部から同じく北側に存在する観光スポットとして、ビートルズが横断歩道を渡っているジャケットとして有名なAbbey Roadに立ち寄ってからスタジアムに向かうなども1つのおススメルートです(参考サイトはこちら)。
■場所
■アクセス
ロンドン地下鉄「ウェンブリー・パーク駅」から徒歩約10分(ロンドン中心部から地下鉄で30分程度)
ロンドン中心部から車(タクシー・Uber含む)で約30分
■その他
詳しい行き方の参考サイトはこちらから
スタジアムツアーについてはこちらから
エミレーツ・スタジアム(アーセナル・スタジアム)
エミレーツ・スタジアムは、イギリス・ロンドンのイズリントン区にあるサッカー専用スタジアム。にあるサッカー専用スタジアムです。
13回のリーグ優勝を誇るロンドンを拠点とするプロサッカークラブ アーセナルFCがホームスタジアムとして使用しており、収容人数は約6万7000人を誇ります。
4層式のスタンドや可動式の大型スクリーンが特長的な大型スタジアム。
2024年現在ではスタジアム命名権は、航空会社のエミレーツ航空が取得しています。
現在(2024年5月時点)では、日本代表の冨安健洋選手が所属しておりこのスタジアムで活躍しています。
ちなみに、アーセナルが本拠地を変える以前の近年におけるアーセナル最強時代であるティエリ・アンリやピレス、ウィルトールなどが活躍した頃のスタジアム”ハイベリー”もエミネーツ・スタジアムから徒歩圏内に位置しています。
跡地には別の建物が経っているのであまり面影はないですが…歴史を感じたい方は行ってみてもいいかもしれません。
■ポイント
ウェンブリー・スタジアムと比べるとロンドンの中心街からも割と手軽にスタジアムを訪れることができる為、ロンドン観光の1つの目的地として設定することが可能です。
おなじみのビッグ・ベンやエリザベス宮殿やウェストミンスター寺院などの主要観光スポットやハリー・ポッターの列車の発着ホームとして知られる9と4分の3番線で有名なキングズ・クロス駅を含め、観光やショッピング、ミュージカル鑑賞等を詰め込むことが十分にできます。
(ロンドンの観光スポットはこちら)
また、同じロンドンを拠点とするトッテナムやチェルシーなどのスタジアム巡りも併せてできるほど、利便性の高いロンドンを拠点に行動できる面では非常にお薦めのスポットと言えます。
■場所
■アクセス
ロンドン地下鉄「アーセナル駅」から徒歩約3分(ロンドン中心部から地下鉄で15分程度)
キングス・クロス・セント・パンクラス駅から徒歩約20分
■その他
詳しい行き方の参考サイトはこちらから
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アンフィールド
アンフィールドは、イギリス北西部リバプールにあるサッカー専用スタジアムです。1892年に建設以来、リバプールFCのホームスタジアムとして使用されており、現在では6万を超える収容規模まで増設され、「You’ll Never Walk Alone」の壮大な合唱で知られる熱狂的なサポーターが集うスタジアムとして有名です。
現在、リバプールFCには日本代表の遠藤航選手と女子サッカー日本代表の長野風花選手が所属しています(2024年5月時点)。
前述のウェンブリーやエミネーツ・スタジアムと比較すると大型スタジアムではないこともあり、街中に浸透するスタジアムとして、イングランドのサッカー文化や歴史を実感しやすいスタジアムと言えます。
スタジアム周辺の住宅街の壁には過去からの愛された選手たちの壁画が描かれていたりするのでスタジアム周辺を徘徊してみたり、試合日であればパブでお酒を飲みながら観戦したり、パブリックビューイングでサポーターと熱狂してみることなども十分可能です。
尚、主要部からスタジアムまでは多少距離があるので、バスやUber、タクシーを利用する人が多いですが、混雑する試合日や観戦目的で移動する方は時間にゆとりを持っておくと良いかもしれません。
徒歩でも1時間かからない程度な為、道中の丘の上から港町を眺めたりしながら向かうこともお薦めルートの1つです。
■ポイント
日本からリバプールへ向かう場合、マンチェスター空港やロンドンのヒースロー空港から鉄道やバスで向かう必要がありますので、多少利便性は悪いですが、スタジアム以外にも港町であるリバプールの街並みや大聖堂などの歴史的建造物、ショッピングモール、ビートルズの生誕の地として博物館があったりするので観光にも最適な街かと思います。
(リバプールの観光スポットはこちら)
■地図
■その他
詳しい行き方の参考サイトはこちらから
∟マンチェスター空港~アンフィールドの場合 → こちらから
∟ヒースロー空港(ロンドン)~アンフィールドの場合 → こちらから
スタジアムツアーについてはこちらから
オールド・トラッフォード
オールド・トラッフォードは、イギリス北西部グレーター・マンチェスターにあるサッカー専用スタジアムです。1910年に建設以来、プレミアリーグ最多優勝記録(20回)を誇るマンチェスター・ユナイテッドFCのホームスタジアムとして使用されており、約7万人の収容規模。
伝説のプレーヤーでもあるボビー・チャールトン氏によって命名された”The Theatre of Dreams(夢の劇場)”の愛称で知られています。
日本でも馴染みの深いデビット・ベッカム選手やクリスティアーノ・ロナウド選手などが活躍し、こちらもレジェンドの1人であるサー・アレックス・ファーガソン監督率いる黄金時代に数々の栄光を築き上げた舞台として、世界的にも非常に有名なスタジアムと言えます。
現在、マンチェスター・ユナイテッドFCには女子サッカー日本代表の宮澤ひなた選手が所属しています(2024年5月時点)。
■ポイント
マンチェスターの中心街から徒歩1時間程度の距離にスタジアムがある為、メトロリンクと呼ばれるトラム(路面電車)やバスやUber、タクシーなどを利用して移動することが重要です。(大半は道路沿いをただ歩くのであまり見どころがない点もお伝えしておきます…)
交通手段を活用すれば3時間程度あれば中心部に戻ってこれるので、マンチェスターの他の観光スポットを回れたり、正直中心街からこっちのが近いのですが…同じ街のライバルチームであるマンチェスター・シティFCのホームスタジアムであるエティハド・スタジアムに足を運ぶことも可能です。
(マンチェスターの観光スポットはこちら)
■地図
■その他
詳しい行き方の参考サイトはこちらから
スタジアムツアーについてはこちらから
まとめ
今回は、【旅に行こう】の海外編として、イギリスのサッカースタジアム巡りの魅力やポイントを紹介させていただきました。
目的地が定まると、一気に旅に出ようという気分になりますよね?
イギリスは前述のとおりサッカースタジアムと街が一体化している場所も多く、都市の観光やショッピングを併用して行動計画を立てることにピッタリな国とも言えます。
また、海外の割には交通インフラが整備されている方かと思いますので、利便性なども考えると割とお薦めな国の1つです。
一方で、さすが海外。
日本と違ってサッカーの試合日や時間が割と普通に変更になったり、鉄道がストライキを起こしたりして動いていないケースなども時期によって発生したりします。
予め状況をチェックしておくこと。現地についても情報を拾うことなどが重要だったりします。
上記の記事内で外部リンクを貼った参考ページは、筆者自身も現地に行って頼りにさせていただいたものばかりですので、この記事を軸にぜひスタジアム巡りを楽しんでもらえたら幸いです。
※最後にBunBunBunでは以下のようなサッカーやスポーツに関連するお薦め記事を別途展開しています。海外へ旅に出なくても別の楽しみ方を模索したい方、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
了